『イブの息子たち』（いぶのむすこたち）は、青池保子による日本の漫画作品。1975年から1979年まで『月刊プリンセス』（秋田書店）に連載された。単行本全7巻が秋田書店から、文庫版全3巻が白泉社から発売された。
1巻
(PC-13)
| 初版 | 昭和51年7月30日 |
| 20版 | 昭和54年7月10日 |
収録作品初出:
| イブの息子たち | 月刊プリンセス | |
| アップル・ハニー | 月刊プリンセス | 1975年 8月号 |
| 時よかえれ!夏の日に | プリンセス 夏休み大増刊号 | 1975年 |
「イブの息子たち」――
これは心やさしい男たちの うるわしくも
おぞましい愛の物語です。
作者といたしましては
登場人物全員がすきですきで
たまないのです。
「アップル・ハニー」もあわれな男の
悲恋物語です。
つづけて読んで気分が悪くなったら
最後の「時よかえれ夏の日に」で
正気に戻ってください。
これだけは「まとも」なお話です。
2巻
(PC-19)
| 初版 | 昭和52年11月20日 |
| 18版 | 昭和54年7月10日 |
収録作品初出:
| イブの息子たち | 月刊プリンセス | |
| エーゲ海の鷲 | 別冊ビバ・プリンセス | 1976年 8月25日 SUMMER号 |
恥知らずにも
またうるわしいお話を
かいてしまいましたわっ
はっはっはっはっ
――――――――
「エーゲ海の鷲」は
しばらく時間をおいてから
お読みください
3巻
(PC-26)
| 初版 | 昭和52年1月20日 |
| 18版 | 昭和54年7月10日 |
収録作品初出:
| イブの息子たち | 月刊プリンセス |
第三巻は
丸一冊オール
「イブの息子たち」です。
疲れますぞ
～～～～～。
ごはんたべて
オフロに入って
やることやってから
読んでね。
4巻
(PC-37)
| 初版 | 昭和53年2月28日 |
| 15版 | 昭和54年7月10日 |
収録作品初出:
| イブの息子たち | 月刊プリンセス |
自覚も反省もなく
恥をさらして
はや四巻めと
なりました。
疲れるとは
思いますが
つきあってやって
くださいませ。
5巻
(PC-47)
| 初版 | 昭和53年9月5日 |
| 11版 | 昭和54年7月10日 |
収録作品初出:
| イブの息子たち | 月刊プリンセス |
右手にコメディー、左手にシリアス、
背中に「リポD」しょって描いてます。
今回ちょっぴり両方がごちゃまぜ風。
無名の端役さん、実は知る人ぞ知る、
有名な世界史の陰の大悪役。
私、黒髪のサド目さんにとっても
弱いのよね、あなたもですか>
…う…うれしい。快感ですわ。
6巻
(PC-71)
| 初版 | 昭和54年10月30日 |
| 再版 | 昭和54年12月10日 |
収録作品初出:
| イブの息子たち | 月刊プリンセス |
長い間、一つのものを続けていくうちに
描きたい部分や描き方が
少しずつ変化していくのは
自然の流れとはいえ
なかなか興味深いことであります。
はや6巻目なのですなあ…。
なお、高杉晋作さん、個人的に
ほれてます。私、長州なの――。きゃっ?
7巻
(PC-74)
| 初版 | 昭和54年12月10日 |
収録作品初出:
| イブの息子たち・Part6 | 月刊プリンセス | |
| 番外編 | ||
| グッド・カンパニー | 月刊プリンセス | 1978年 2月号 |
| プリズナー69 | 月刊プリンセス | 1978年 12月号 |
| 宇宙帆船ムサシ | 月刊プリンセス | 1978年 1月号 |
7巻目は
Part・6のつづきと
番外編3編が入っています。
表紙も出場者でまとめて
みました。
切りとってシールにしましょう
――というのは、ほんの冗談。
(ジェイムズ君のコマに
私の名前が入るのも
ほんの偶然……なのよ)
掲載誌情報元:くだん書房：目録：マンガ：雑誌：秋田書店：プリンセス
ジャスティン、ヒース、バージルの3人が奇妙奇天烈摩訶不思議奇想天外四捨五入出前迅速落書無用な世界に無理矢理引きずり込まれる物語。
歴史上の人物が数多く登場し、そのほとんどがホモまたはレズで性格に難ありと言うおかしな世界観の中に、古今東西あらゆるジャンルのネタがつめ込まれています。
その情報量の多さから、古賀亮一先生『ゲノム』のように読んでいて疲れる漫画でもあります^^;
#好きなセリフはもちろん「ヒース、私を見て…」
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