Home > 廃レポ > 五新線 高架橋 ~第一回水無月探索~
奈良県五條ヨリ和歌山県新宮ニ至ル鉄道
五條駅 行き | 専用道城戸 行き | |
平日 | 5 | 3 |
土祝日 | 1 | 1 |
大和二見駅から国道24号を更に西へと進むと、 いきなりコンクリ構造物が表れます。 最もお手軽に訪問できる五新線遺構として有名な高架橋です。 |
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国道24号で一部途切れています *1 が、 そこから暫く、吉野川手前まで続いています。 *1 2001年頃は国道を橋桁だけが跨いでいたそうです。
参考文献:五新線跡をさがして制作委員会様 国道との交差点 |
それでは、高架橋沿いに吉野川まで進んでみましょう。 | |
いきなり道幅が狭くなりました。 自転車で進むには何ら問題はないので、すいすいーと進んでいきます。 [マウスオーバーで視点を切り替えます] |
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コンクリートと言えども(コンクリファンの方々には申し訳ないです)、 やはりアーチは素晴らしいものです。 でもやはり煉瓦の方が好きかなぁと言うことで、 比較対象として某所のアーチに登場していただきました。 確かこの場所のレポートは書いていないはずですが、 超がつくほど有名な構造物ですので、 見ただけで分かる人も多いはず? [マウスオーバーで写真を切り替えます] |
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暫く進むと現れた道を横断すると、「幻の五新鉄道」なる案内板が掲げてありました。 文章が長いため、ここには引用しませんが、上記の様な五新線の歴史や、 現在どのように利用されているかなどが書かれています。 |
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その案内板からすぐ、高架橋は寸断されています。 吉野川にも橋脚はあったそうですが、 昭和34年(1959年)のあの伊勢湾台風で一部が流出した *1 ため、撤去されたそうです。 *1 参考文献:五新線跡をさがして制作委員会様 吉野川橋梁
(五新線跡をさがして制作委員会様では橋脚の流出は 昭和15年(1940年)の伊勢湾台風によるものとなっていますが、 伊勢湾台風が発生したのは昭和34年(1959年)ですので、 上記のように紹介させていただきました) |
国道24号に戻ってきました。 今度は五条駅方面の高架橋を見てみましょう。 |
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レール発見!!?? と思いましたが、五新線にレールは敷設されていませんよね...残念... [マウスオーバーで拡大します] |
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高架橋上にやってきました。 | |
右手には保線用通路らしきものがあります。 | |
恐らくもう登ることが出来ないであろう国道24号以南も、 此方側と同じ様に雑草まみれのようです。 |
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さて、東征はここまで! 次は ~第一回水無月探索~最後の大物、細川柱本隧道です!! 橋本駅周辺まで引き返し、只管山を登ります!!! 「細川柱本隧道」に続きます。 |