現行鰈川トンネルです。 旧鰈川隧道はより山手にあり、写真の位置から見ると左上にあたります。 写真左側にある狭小な坂道を上り、右折後ゆらゆらと進みます。 |
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ぐねぐねとした道の途中、右手に目をやると、 煉瓦の桶?の様なものが。 そこから直ぐ... |
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迫石は5層で、坑門はイギリス積みとなっています。 | |
長手積みのアーチは痛みが激しいですが、 大きな崩落などはなさそうです。 |
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明治初期改修にしては幅員が大きく、なんと4.80mもあります。 幅員2mである旧池田隧道との差は歴然です。 [マウスオーバーで旧池田隧道に切り替えます] |
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振り返りです。 改めてその大きさを実感させられます。 幅員と同じく、高さも3.2mと、 2.3mのそれを持つ旧池田隧道との差は大きく開いています。 やはり、これは竣工当時の幅員ではないのでしょうか? |
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初島方です。 |
初島方の階段より隧道上に登ってきました。 |
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笠石と胸壁の煉瓦の積み方がよく分かります。 | |
なんと迫石が突出しています。 これは一般的なことなのでしょうか? 隧道の上から観察することがないのでよく分かりません。 |
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よく見てみると海側斜面にも煉瓦が。 今はコンクリートに埋められている?反対側斜面も同じように 煉瓦があったかもしれません。 |
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最後に少し離れてから、ぱちり。 うむうむ。竣工年度に疑いあろうとも、 素敵な煉瓦隧道であることには変わりありませんねぇ。 「瀧原洞」に続きます。 |
2014年11月再訪。 |
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明治18年竣工説は否定されながらも、詳しい年度は不明とされてきましたが、 武内雅人氏『わたしたちの文化財 旧鰈川隧道』によると、 聞き取り調査と道路規格から大正8年であることが判明しました。 すると、淺川組ホームページの「昭和6年」や、 トンネルリストの「昭和28年」は一体...? |