『笑う大天使』(わらうミカエル)は、川原泉の中編コメディ少女漫画。1987年(昭和62年)に白泉社の漫画雑誌『花とゆめ』に連載。
続編として、短編『笑う大天使 空色の革命』(1988年『花とゆめ』3号掲載)、『笑う大天使 オペラ座の怪人』(1988年『花とゆめ』6、12、16、19号掲載)、『笑う大天使 夢だっていいじゃない』(1988年『花とゆめ』23号掲載)があり、単行本に共に収録された。
また『笑う大天使 特別編』が2006年『メロディ』8月号に掲載された。
単行本は全3巻、文庫版は全2巻である。
2006年夏実写映画公開。
初版 | 1987年11月25日 |
収録作品メモ:
笑う大天使① | 昭和62年 | 花とゆめ 3~6、8、9号 |
脈絡のない風景 | 昭和59年 | コミケート No.8 |
作品かいせつ:
最強のお嬢様学校、聖ミカエル学園に学ぶは司城史緒・斎木和音・更科柚子の3乙女。実は大っきな猫しょう学園生活(…アハハ汗マーク)が、アジの開きをキッカケに互いの猫に意気投合!で、友情の日々を送ってたんだがねェ…
「笑う大天使」第1巻!!川原教授”お嬢様”を大いに語る!!!
初版 | 1988年5月25日 |
収録作品メモ:
笑う大天使② | 昭和62年 | 花とゆめ 10~11・13~14・17~19号 |
森には真理が落ちている | 昭和63年 | 花とゆめ 1号 |
作品かいせつ:
成行きまかせの実験の結果、怪力娘と化した3人組はしっかりと猫をかぶっていた。そんなある日、各地で連続していたお嬢さま誘拐事件がついに聖ミカエル学園で発生した。しかも彼女達の目の前で…怪力3人娘は無敵!と言いたいが、相手はプロ集団。あやうし、お嬢さま!!
初版 | 1989年7月25日 |
収録作品メモ:
笑う大天使 空色の革命 | 昭和63年 | 花とゆめ 3号 |
笑う大天使 オペラ座の怪人 | 昭和63年 | 花とゆめ 6・12・16・19号 |
笑う大天使 夢だっていいじゃない | 昭和63年 | 花とゆめ 23号 |
川原のしあわせ | 平成元年 | 別冊花とゆめ 春の号 |
作品かいせつ:
“まんがで目立つにゃ刃物はいらぬ”と猫をかぶり続ける3人にも、それぞれワケがあります。NARIYUKIまかせ(…?)の川原教授が「空色の革命」「オペラ座の怪人」「夢だっていいじゃない」と3部作でセマる第3巻!卒業記念として(?)「川原のしあわせ」も収録。
川原泉先生の代表作のひとつ。
表紙からは想像のつかないセンスのあるギャグと、少女漫画的恋愛の絶妙なバランスは評価が高く、男性読者も多いようです。
史緒、和音、柚子の”それから”が描かれた「夢だっていいじゃない」最終ページのインパクトは絶大でした。
映画化もされましたが、悪い意味でインパクト絶大だったのか、あまり評価は良くありません。
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