美内すずえ『白ゆりの騎士』(花とゆめ、1974年～1975年、花とゆめコミックス版全2巻)

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初版	1975年5月20日
9版	1981年6月15日

収録作品:

白ゆりの騎士

花とゆめ昭和49年6月創刊号～

作品かいせつ:

「白ゆりの騎士」昭和49年花とゆめ6月創刊号より50年5号まで連載し、人気を得た歴史劇。ジャンヌ・ダルクにテーマを求め、雄大なスケールと怪奇なムードで中世を描いたスペクタクルまんがの傑作です。

2巻
(HC-28)

＜詳細情報＞

初版	1975年11月20日
第14刷	1983年5月20日

収録作品:

白ゆりの騎士	花とゆめ～昭和50年5号
人形の墓	週刊マーガレット昭和48年37号
いとしの君ロミオは女	別冊マーガレット昭和48年6月号

作品かいせつ:

「白ゆりの騎士」は昭和49年花とゆめ6月創刊号より50年5号まで連載され好評を得た歴史劇。本書に収録した分は第1巻(花とゆめコミックスHC-4)の後編です。「人形の墓」は週刊マーガレット昭和48年37号、「いとしの君ロミオは女」は別冊マーガレット昭和48年6月号に掲載された作品です。

白ゆりの騎士
ジャンヌ・ダルクがオルレアンを解放するまでを描いた作品。
読みやすくアレンジされていますので、西洋史が苦手でも大丈夫です^q^
レナードがどう見ても紫の茄子バラの人です。ジャンヌが白い騎士だと知り苦悩するシーンなんてまさにそのまま。
ピエールも役柄からして桜小路くんです。
その辺りも注意しながら読むと、よりいっそう楽しめます。

人形の墓
孤児院で育ったアナベルはローズ・マリー夫人に引き取られることになった。
夫人は12年前に夫を事故で、3年前に娘・セーラを病気で亡くしている。
セーラは5歳のときに小児まひで歩けなくなり、友達の代わりに大きな人形と共に育ち、亡くなる間際、人形を自分と思い大事にして欲しいと言い残した。
以来、夫人は人形をセーラそっくりに扱い、失った愛のすべてを注ぎ込んでいる。
夫人の弟・ジョエルはこのかわいそうな夫人を救うため、アナベルを連れて来たのである。
その狙いとおり、アナベルのおかげで屋敷の雰囲気は明るくなり、当初は冷たく当たっていた夫人の心さえ動かした。
しかし、それまで受けていた愛情を失った人形がアナベルを追い出そうと…

いとしの君ロミオは女
亜美は父の親友の娘・未央と暮らすことになった。
未央はどの男の子よりもハンサムで(かつ男の子として育てられたため)学校中の女の子が一目惚れ。
個性的な脇役たちが惚れたのに相手は女の子…と言う悲劇に散って行き、最後も切ない”悲劇”に終わります。

美内すずえ『白ゆりの騎士』 1巻 – 蒐集匣


美内すずえ『白ゆりの騎士』 2巻 – 蒐集匣


美内すずえ『白ゆりの騎士』全2巻花とゆめコミックスリスト – 蒐集匣