『アリエスの乙女たち』(アリエスのおとめたち)は、里中満智子作の少女漫画。1973年より『週刊少女フレンド』(講談社)にて連載された。
1987年に南野陽子主演でテレビドラマ化され、大映テレビ制作・フジテレビ系列で放送された。
初版 | 昭和49年5月15日 |
第5刷 | 昭和50年1月25日 |
収録作品初出:
アリエスの乙女たち | 昭和48年 | 週刊少女フレンド 第33~37号 |
アリエス――燃えるおひつじ座。恋に生き恋に死ぬ情熱の星。この星のもとに生まれた久保笑美子と水穂路美の二人をむすぶ運命の糸は……?
ゆれうごく青春のよろこび、かなしみをさわやかにえがく純愛ロマン大作!
初版 | 昭和49年5月15日 |
第16刷 | 昭和52年3月25日 |
収録作品初出:
アリエスの乙女たち | 昭和48年 | 週刊少女フレンド 第38~42号 |
青春とは、こんなにもきずつきやすいものなのだろうか……。愛とは、こんなにも苦しく、せつないものなのだろうか……。真実の愛をもとめて、まよい、きずつく青春群像。おなじ星座に生まれた笑美子と路美の愛のゆくえは……?
初版 | 昭和49年6月15日 |
第2刷 | 昭和49年10月20日 |
収録作品初出:
アリエスの乙女たち | 昭和49年 | 週刊少女フレンド 第1~12号 |
久保笑美子と水穂路美は、おなじ星座に生まれた異母姉妹であった。そんな二人が同時に一人の男性磯崎高志に、恋をしてしまった。だが、高志も笑美子と路美の二人を同時に愛してしまい苦しむのだった……。
学園を舞台にえがく青春、その”愛”は?
初版 | 昭和49年8月10日 |
第26刷 | 昭和55年9月25日 |
収録作品初出:
アリエスの乙女たち | 昭和49年 | 週刊少女フレンド 第13~19号 |
異母姉妹である久保笑美子と水穂路美は同時に磯崎高志を愛するが、路美は妹の笑美子にこの恋をゆずり高志から去った。
さびしさになく路美だったが、やがて、結城司に新しい愛を見いだした。
そしてついに路美は司に愛の告白を……!
初版 | 昭和49年12月10日 |
第20刷 | 昭和54年2月20日 |
収録作品初出:
アリエスの乙女たち | 昭和49年 | 週刊少女フレンド 第20~27号 |
おなじ星座のもとに生まれた異母姉妹――
妹の笑美子は磯崎高志を愛し、姉の路美は結城司を愛していたが、たがいに愛しあいながらも、むすばれない運命にながされ苦しむのだった。そえでもなお、路美は津川敬子と結婚した司へのおもいをたちきれなかった……。
初版 | 昭和50年3月5日 |
第2刷 | 昭和50年5月20日 |
収録作品初出:
アリエスの乙女たち | 昭和49年・50年 | 週刊少女フレンド 第28号~週刊少女フレンド 第5号 |
水穂路美は結城司と愛しあっていたが、司は過去のあやまちから津川敬子と結婚した。
かれに子どものできたいまもなお、路美は司へのおもいをたちきれなかった。悲しい愛に苦しみ、さらに久保家での家庭不和の中で、なやむ路美。そんなかの女に高志は……。
初版 | 昭和50年4月10日 |
第22刷 | 昭和54年11月5日 |
収録作品初出:
アリエスの乙女たち | 昭和50年 | 週刊少女フレンド 第6・7号 |
はるかなる愛の歌 | 昭和47年 | 週刊少女フレンド 第16号 |
ミセス=ブラウンの青春 | 昭和49年 | 別冊少女フレンド 7月号 |
愛のよろこびにふるえ、愛のかなしみに涙した日――。さまざまの愛から、ひとつの形をえらび、そしてまもりそだてて生きていく乙女たち……。里中満智子先生が心をこめておくる青春賛歌、完結編。ほかに、情感ゆたかにえがく愛のロマン二編収録。
他の少女漫画が「恋」を題材とする中で、
里中満智子先生は(男女の)「愛」を描いていました。それも重く、激しく、生々しいものを…
#この「アリエスの乙女たち」前後の作品が同じ傾向にありますね。
#あくまで、「少女漫画」と言う枠の中での話ですが。
皆々それぞれの愛を追求してゆきますが、救われない人々多数です。
最終巻では、久保笑美子、水穂路美、磯崎高志、結城司の4人についてはハッピーエンドとなります。
しかし同時収録の短編2編がこれまた哀しいストーリーです。
特に、「ミセス=ブラウンの青春」は先生があまりに不憫。めでたしめでたしと思いきや…
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