『はいからさんが通る』(はいからさんがとおる)は、大和和紀による日本の漫画作品。また、これを原作として製作されたアニメおよび映画、舞台、テレビドラマ。
初版 | 昭和50年9月15日 |
第7刷 | 昭和51年7月15日 |
所載:
はいからさんが通る | 昭和50年 | 週刊少女フレンド 第7号~第13号 |
時は大正、ロマンの時世。花村紅緒は十
七さい、当世はやりのハイカラ娘。しかも、
竹刀をとれば天下無敵のジャジャ馬。そん
なかの女にとつじょ、伊集院少尉なる婚約
者が現われた! さて、はて、紅緒のゆく
ては波乱か恋か…!? ロマコメの決定版!
初版 | 昭和51年1月15日 |
第6刷 | 昭和51年7月15日 |
所載:
はいからさんが通る | 昭和50年 | 週刊少女フレンド 第14号~第22号 |
時は大正、花村紅緒はハイカラ娘。かの女
にとって親のきめた結婚は時代錯誤、ナン
センス!! しかも婚約者少尉には環や吉次
がいるではないか。花嫁修業といつわって
伊集院家へのりこんでは、大立ち回りのジ
ャジャ馬ぶり。波乱万丈、紅緒の恋は…!?
初版 | 昭和51年4月15日 |
第3刷 | 昭和51年7月15日 |
所載:
はいからさんが通る | 昭和50年・昭和51年 | 週刊少女フレンド 第23号~第5号 |
やさしい少尉に紅緒の心が急激にかたむ
いたのもつかのま、少尉ははるかシベリア
へ。そして、思いもかけぬ戦死の報に気も
動転。がそこは紅緒のこと、気丈にも伊集院
家につかえ、職をみつけようと…。ああ、
ハイカラ人生、紅緒の少尉よ、いまいずこ!?
初版 | 昭和51年7月15日 |
所載:
はいからさんが通る | 昭和51年 | 週刊少女フレンド 第6号~第12号 |
時は大正、新米記者が闊歩する。職業婦人
を志し、幾多の失敗、冬星さんにたすけられ、
大ハッスルでめげません。それにつけても
思い出す愛しい少尉の面影よ。おりしも少
尉生きうつしの侯爵出現は、ついに乙女心
を千々と乱した…!純情紅緒の恋は…!?
初版 | 昭和51年10月15日 |
所載:
はいからさんが通る | 昭和51年 | 週刊少女フレンド 第13号~第19号 |
愛しい少尉を待ちつづけ、はや三年。少
尉の面影はミハイロフ侯爵にかさなって、
思いはつのるばかり。そこへ、冬星、黒い
狼いりみだれ、紅緒の恋はどこにやら…!?
もちまえの積極さで冗談社を救った矢先、
紅緒の身に大事件が!? 波乱万丈、さて!?
初版 | 昭和52年2月15日 |
所載:
はいからさんが通る | 昭和51年・昭和52年 | 週刊少女フレンド第22号~第4号 |
時に政情不安つのり、社会運動がおこっ
た大正の世。紅緒は身におぼえのないカン
ゴクぐらし。よつよう冬星らの尽力で解放。
夢にみ、待ちつづけた少尉との再会の幸福
もつかのま、紅緒はラリサのために別れる
決意を…。 ままならぬは二人の運命か!?
初版 | 昭和52年4月10日 |
所載:
はいからさんが通る | 昭和52年 | 週刊少女フレンド 第5号~7号 |
はいからさんがこけた | 昭和51年 | 週刊少女フレンド 第20号 |
鷺草物語 | 昭和52年 | 週刊少女フレンド第8号 |
大正十二年九月一日、関東大震災おこり、
非情にも紅緒と冬星の結婚はくずれさる。
負傷し焦土の中にのこされた紅緒を救って
くれるのは、だれ!? はいからさんと少尉
の紆余曲折を経た世紀のロマンス、ついに
完結!! 他に花の番外編をあわせて収録。
初版 | 昭和52年5月15日 |
第10刷 | 昭和53年6月26日 |
所載:
蘭丸さま純情詩集 | 昭和52年 | 週刊少女フレンド 第9号 |
霧の朝パリで | 昭和52年 | 週刊少女フレンド 第10号 |
(杏奈と祭りばやし) | 昭和50年 | 週刊少女フレンド 第17号 |
はいから紅緒の世紀の恋はめでたく少尉
と結ばれ、ハッピーエンドは花の大ロマン。
それにつけ気にかかる、ふられた蘭丸、冬
星の二人。その後の人生、恋模様やいかに!?
番外編の他にペーソスあふれるタッチで
描いた秀作を収録、大和ファン待望の一冊。
言わずと知れた大和和紀先生の代表作。
おてんば娘・花村紅緒と伊集院少尉の恋の物語。
どちらかと言うとシリアス寄りの「ド少女漫画」なのですが、ギャグの比率も高く、テンポ良く読み進めることができます。
#作品一番のギャグは”あれはてぬ木ですよ”
ストーリーやその展開、コマ割りやその他表現方法、濃いキャラクター…どれを見ても、(この時代までの)少女漫画の集大成ですね。
番外編収録「杏奈と祭りばやし」はストーリーを思い出すだけで涙する作品。
当時の卒業式では矢絣の着物が流行したそうです。
#でも矢絣って普段着ですよね^^;
1978年~1979年にアニメ化されましたが、打ち切りに。
ソフト化されておらず、かつ以後の作品がアニメになっていない(断っている)点で和田慎二先生の『ピグマリオ』と同じですね。
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