おぼろ忍法帳
(HC-79)
初版 | 1977年3月20日 |
収録作品初出:
薔薇幻火 | 花とゆめ | 1976年 12号 |
夏不知火 | 花とゆめ | 1976年 14号 |
一糸不纏 | 花とゆめ | 1976年 16号 |
変人恋歌 | 花とゆめ | 1976年 19号 |
月下奇人 | 花とゆめ | 1976年 21号 |
みやび姫結婚絵巻 |
(掲載誌情報元:くだん書房:目録:マンガ:雑誌・白泉社:花とゆめ)
作品かいせつ:
華麗にして奔放自在、ロマンチックにして抱腹絶倒のユニークな作風に魅了される「左京」ファンは多いが、くの一忍者が登場する本編などはまさにピッタリの題材で面白さも抜群。ぬぎぬぎロマン「薔薇幻火」の題で花とゆめに連作されたが、上梓にあたり「おぼろ忍法帳」と改題しました。
秘密の刺青 見んがため
今日も脱ぎます脱がせます
花のくの一おぼろ参上!!
伊賀おぼろは、背に紅バラのいれずみがあるくの一です。
彼女と、背に紅蜘蛛のいれずみの男が出会う時、伊賀の秘宝のありかが示される…!
そんな訳で伊賀者のおぼろと部下・琥珀は、背に紅蜘蛛のいれずみの男がいると聞けば、あの手この手で近付いて無理矢理脱がそうとします。
二人の前に立ちはだかるのは甲賀一の腕利き・甲賀花麿。ハンサムです。伊賀の秘宝を横取りしようと、毎度毎度おぼろの邪魔に入ります。
「脱がし」の犠牲者は、男だと思ったら女だったり、女だと思ったら男だったりと、おなじみの左京節。
おぼろはもちろん「ナイン」。花麿曰く「絶望ゼロゼロナイン」。
「変人恋歌」ではモテモテですが、結局発育不良ネタでのオチ。
「月下奇人」で甲賀から伊賀への移動について、
「電車で行けば40分よ!!」
「有名な関西本線」
とありますが、「JR関西本線にどんどん乗ろう!!」看板と同じ嘘ですね。
その後、草津線甲賀駅、巌窟滝(赤目四十八滝)とこの本片手に観光出来るルートでラストへとつながります。
#巌窟滝裏の「赤目神社」は実在するのでしょうか?紅蜘蛛が御神体だそうです。
くだん書房:目録:マンガ:雑誌・白泉社:花とゆめによると、花とゆめ 1976年23号に「薔薇幻花(6)朧花吹雪」が掲載されていますが、このコミックスには未収録?です。
また、「みやび姫結婚絵巻」の掲載誌は不明です。描き下ろし?
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