初版 | 昭和51年7月30日 |
収録作品初出:
四人姉妹① | 週刊セブンティーン 1973年22号~ |
私、香野律子。どこにでもいる女の子。大学教授の父と、美人の姉たちと暮しています。
私、クラスメイトの克己クンとつき合ってます。だけど彼、何かもの足りない人です……
『四人姉妹』は、あなたが主人公です!!
「四人姉妹」は全2巻です!
初版 | 昭和51年8月20日 |
収録作品初出:
四人姉妹② | 週刊セブンティーン 1973年~48号 |
ぼくは風船 | 別冊セブンティーン 1970年6月号 |
殺人学教えます | 週刊セブンティーン 1969年1/3号(増刊・ティーンに贈るオールGS特集号) |
(掲載誌情報元:西谷祥子雑誌リスト)
初恋をしました。二人で笑いました。一人で泣きました。恋をしてる時の律子は、この世で一番きれいな女の子。だけど、私の胸の奥で、初めて恋の嵐のつらさを知りました。
それは、律子の青春のはじまりです!!
「四人姉妹」は全2巻です!
「四人姉妹」は週刊セブンティーン1973年22号~48号掲載です。
各巻に何号分掲載されているかは分かりませんでした。
1巻には福原ヒロ子先生&忠津陽子先生による西谷祥子先生像が掲載されています。必見です^^
四人姉妹
香野家の面々は、大学教授の父、四人姉妹(丸の内OLの眉子、外資系商社勤務の愛子、東工大を狙う華子、主人公の律子)、長男・竜公、居候で東京大学院生・大沢の7人。
1巻表紙は、上から眉子、律子、華子、竜公、愛子の順です。
主人公・律子にはボーイフレンドの克己くんがいますが、ひそかに宇都宮秋彦くん(ハンサム!)に惚れていて…
と出だしはふつうの少女漫画にありがちな設定。
しかしそこは西谷祥子。しかも週刊セブンティーン。
予想だにしなかった展開が次々と繰り広げられます。
強姦->妊娠->自殺未遂やら、”結婚できない”生い立ちやら、重苦しいテーマを、先生のかわいらしい絵で描かれるのですからたまりません。
最後はハッピーエンド…?
ぼくは風船
現実の醜さを目の当たりにし、人間でいるのが嫌になり、風船となった主人公の物語。
まさにセブンティーン向けですね。
殺人学教えます
試験勉強中のキャシイは思わず居眠りをしていると、付けた覚えのないテレビから「殺人学」の講義が流れ出して…
「そうだわ 殺さなければいけないんだわ!」「世の中から先生という動物がいなくなれば悩みは半分になるわ」「殺せ!殺せ!殺せ!」
物騒な言葉が飛び出しますが、「四人姉妹」「ぼくは風船」よりも明るく、読み易い物語です。
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