和田慎二『スケバン刑事』(花とゆめ、1975年～1978年・1979年～1982年、花とゆめコミックス版全22巻)

『スケバン刑事』（スケバンデカ）は、和田慎二の漫画作品。

1985年から1987年にかけて実写ドラマ化したTVシリーズ3部作が放映され、劇場版2作品が公開された他、2006年にはリメイク版の劇場映画が公開された。また1991年にはOVAとしてアニメ化もされた。

(スケバン刑事 – Wikipediaより)

スケバン刑事 1巻
誕生編
(HC-38)

＜詳細情報＞

初版	1976年4月20日
第25刷	1981年7月15日

収録作品初出:

スケバン刑事第I部地獄城脱走編	花とゆめ 1976年 1月5日号(1号)
スケバン刑事第I部 1億円奪回編	花とゆめ 1976年 1月20日号(2号)
スケバン刑事第I部誕生編	花とゆめ 1976年 2月5日号(3号)
神恭一郎白書	花とゆめ大増刊ムフフ号 1976年2月15日号
ケーコとパパバニラ・エッセンスの午後	花とゆめ大増刊アハハ号 1975年10月10日号

作品かいせつ:

主人公づくりに異才を放つ和田慎二が、スケバンにして刑事という麻宮サキの謎の探偵神恭一郎を配したのだから、花とゆめ連載中から「スケバン刑事」の人気沸騰というのもうなずける。番外編ともいうべき「神恭一郎白書」の他、「バニラ・エッセンスの午後」一編を所蔵。

スケバン刑事 2巻
3匹の蛇編
(HC-44)

＜詳細情報＞

初版	1976年6月20日
第42刷	1986年12月15日

収録作品初出:

スケバン刑事第I部 3匹の蛇編	花とゆめ 1976年 2月20日号(4号)、3月5日号(5号)、3月20日号(6号)、4月5日号(7号)、4月20日号(8号)、5月5日号(9号)
ケンタッキーのクマ母さん	花とゆめ 1974年 7月号

作品かいせつ:

異才和田慎二の「スケバン刑事」は花とゆめに連載されるとたちまち爆発的な人気を得た。第1巻誕生編につづく第2巻は3匹の蛇編。悪の化身のような海槌三姉妹の陰謀に、スケバンにして刑事という麻宮サキが敢然と挑戦する。華麗なるサスペンス&アクション巨編!!

スケバン刑事 3巻
三匹の蛇逆襲編
(HC-57)

＜詳細情報＞

初版	1976年10月20日
第29刷	1982年11月15日

収録作品初出:

スケバン刑事第I部 3匹の蛇逆襲編	花とゆめ 1976年 5月20日号(10号)、6月5日号(11号)、6月20日号(12号)、7月5日号(13号)、7月20日号(14号)
騎士よ…	月刊mimi 1976年 5月号

作品かいせつ:

異才和田慎二が放つサスペンス&アクション巨編「スケバン刑事」第3巻は3匹の蛇逆襲編。1・2巻とあわせて第I部の完結である。氏はすでに第II部にとりかかっているので続刊が待たれる。また本巻にはSFコメディー「騎士よ…」が特に収録されている。

スケバン刑事 4巻
緑の消失点
(HC-77)

＜詳細情報＞

初版	1977年3月20日
第37刷	1987年8月15日

収録作品初出:

スケバン刑事第II部緑の消失点編	花とゆめ 1976年 9月5日号(17号)、9月20日号(18号)、10月5日号(19号)、~~10月20日号(20号)~~主要作品リスト(6巻収録)に表記有。目録、初出一覧表には表記無。
スケバン刑事第III部無法の街編(1)	花とゆめ 1976年 11月5日号(21号)、11月20日号(22号)、12月5日号(23号)

作品かいせつ:

スケバンあがりの麻宮サキが死刑囚の母の命と引きかえに、学生刑事の匿名を受け、黒メガネの私立探偵神恭一郎と共に敢然と悪に立ち向かうスリル&アクション巨編。本編では、棄老伝説にまつわる人間消失の謎に挑む第II部緑の消失点(完)と、第III部無法の街(1)を収録した。

スケバン刑事 5巻
無法の街
(HC-93)

＜詳細情報＞

初版	1977年7月20日
第18刷	1981年7月15日

収録作品初出:

スケバン刑事第III部無法の街	花とゆめ 1976年 12月20日号(24号)、1977年 1月5日号(1号)
スケバン刑事第IV部朝焼けの非常線編	花とゆめ 1977年 2月20日号（4号)、3月5日号(5号)、3月20日号(6号)
ふたたび地獄城	花とゆめ 1977年 4月5日号(7号)

作品かいせつ:

スケバン刑事麻宮サキは私立探偵神恭一郎と共に敢然と悪に立ち向かい、数々の難事件を解決してきた。本巻には、女高生強姦妊娠事件に迫る第III部無法の街(2)、サキに妹がいた!第IV部朝焼けの非常線、毒蛇麗巳の動静を追って単身少年院に乗り込む、ふたたび地獄城(1)を収録。

スケバン刑事 6巻
愛のかたち
(HC-98)

＜詳細情報＞

初版	1977年9月20日
第18刷	1981年7月15日

収録作品初出:

ふたたび地獄城(2)	花とゆめ 1977年 4月20日号(8号)、5月5日号(9号)、5月20日号(10号)
スケバン刑事第V部第1章愛のかたち	花とゆめ 1977年 7月5日号(13号)、7月20日号(14号)、8月5日号(15号)
スケバン刑事番外編ガラスの仮面編	花とゆめ 1977年 6月20日(12号)

作品かいせつ:

ダイナミックなスリル&アクション巨編「スケバン刑事」第6巻は、毒蛇海槌麗巳の疑惑の核心に迫る「ふたたび地獄城」(2)、麻宮サキを慕う野分三平、三平に恋するサキの妹美幸、それぞれの愛の行方を追う第V部第1章、「愛のかたち」、「スケバン刑事番外編ガラスの仮面編」を収録した。

スケバン刑事 7巻
悪魔の目ざめる時
(HC-105)

＜詳細情報＞

初版	1977年12月20日
第17刷	1981年7月15日

収録作品初出:

スケバン刑事第V部第2章悪魔の目ざめる時	花とゆめ 1977年 8月20日号(16号)、9月5日号(17号)、9月20日号(18号)、10月5日号(19号)
スケバン刑事第V部第3章毒蛇逆襲編(1)	花とゆめ 1977年 10月20日号(20号)、11月5日号(21号)
スケバン刑事扉絵特選ギャラリー

作品かいせつ:

スケバン刑事麻宮サキは、謎の私立探偵神恭一郎や三平の協力で幾多の難事件を解決してきた。その事件の中、”三匹の蛇”事件で悪のかぎりをつくした毒蛇海槌麗巳が、サキの囲りに巧妙な罠をしかける第V部第2章「悪魔の目ざめる時」第3章「毒蛇逆襲編(1)」を収録。

スケバン刑事 8巻
毒蛇逆襲編
(HC-118)

＜詳細情報＞

初版	1978年5月20日
第22刷	1982年11月15日

収録作品初出:

スケバン刑事第V部第3章毒蛇逆襲編(2)	花とゆめ 1977年 11月20日号(22号)、12月5日号(23号)
スケバン刑事第V部最終回紅の海に消ゆるとも	花とゆめ 1977年12月20日(24号)
スケバン刑事エピローグ	花とゆめ 1978年 1月20日号(2号)
校舎は燃えているか!?	花とゆめ 1975年 8月5日号(15号)
ライダーより愛をこめて…	花とゆめ秋の大増刊 1976年11月30日号
サキよ永遠に…<スケバン刑事総括アルバム>
あとがき

作品かいせつ:

スケバンあがりの学生刑事麻宮サキという特異なキャラクターを駆使して、縦横無尽に暴れまわり、少女まんがにスリル&アクションの旋風を巻きおこした鬼才和田慎二の「スケバン刑事」全8巻完結。それにちなみスケバン刑事の端緒となった「校舎は燃えているか!?」を再録した。

スケバン刑事 9巻
炎の記憶編
(HC-157)

＜詳細情報＞

初版	1979年6月20日
第14刷	1982年11月15日

収録作品メモ:

スケバン刑事⑨炎の記憶編

花とゆめ 1979年 2月5日号(3号)、2月20日号(4号)、3月5日号(5号)、3月20日号(6号)、4月5日号(7号)、4月20日号(8号)

作品かいせつ:

毒蛇、海槌麗巳との凄絶な戦いのさ中、スケバン刑事は大爆発の炎の中に消えた。だが、サキが死ぬなんて誰が信じよう──サキは生きている!──全国の熱烈な愛読者の祈りが通じたのか、ニューヨークにサキと瓜ふたつの娘が出現! その噂を追う神恭一郎。何かが起こる!

スケバン刑事 10巻
紅椿奪還編
(HC-178)

＜詳細情報＞

初版	1979年11月20日
第13刷	1982年11月15日

収録作品メモ:

スケバン刑事⑩紅椿奪回編

花とゆめ 1979年 5月5日号(9号)、5月20日号(10号)、6月5日号(11号)、6月20日号(12号)、7月5日号(13号)、7月20日号(14号)、8月5日号(15号)

作品かいせつ:

母の消息を餌にサキを操ろうとする謎の機関の思惑にのって、サキは再び学生刑事として新たな事件にたちむかった。スケバン刑事帰る! なかば伝説化したサキの出現に、かつての上司、暗闇警視が任命した新学生刑事たちは敵意の牙をむき、迫る。好評第10巻は「紅椿奪回編」

スケバン刑事 11巻
明日への絆編
(HC-196)

＜詳細情報＞

初版	1980年4月20日
第23刷	1987年8月15日

収録作品メモ:

明日への絆編	花とゆめ 1979年 8月20日号(16号)、9月5日号(17号)、9月20日(18号)、10月5日号(19号)
魔女狩り編(1)	花とゆめ 1979年 11月20日号(22号)、12月5日号(23号)、12月20日号(24号)

作品かいせつ:

新学生刑事たちとの敵対をのりこえ、暗闇警視との信頼を取り戻して、スケバン刑事サキが甦った。神が暗闇警視が、美鈴・ジミーが集う中、新たな戦いに向けサキが走りだす!! スリル&アクションロマン「スケバン刑事」第11巻は「明日への絆編」「魔女狩り編(1)」を収録。

スケバン刑事 12巻
荊の檻
(HC-210)

＜詳細情報＞

初版	1980年6月25日
第18刷	1985年7月15日

収録作品メモ:

シンデレラの逆襲	花とゆめ 1980年 1月5日号(1号)、1月20日号(2号)、2月5日号(3号)
荊の檻(1)	花とゆめ 1980年 3月20日号(6号)、4月5日号(7号)、4月20日号(8号)、5月5日号(9号)

作品かいせつ:

一発の銃弾から、サキに訪れた危険な徴候──”サキは荊の檻にいる”という神──深層意識に残る「炎の記憶」がサキを追いつめる!? 燃えるアクションロマン「スケバン刑事」第12巻は、「シンデレラの逆襲」と、スケバン刑事サキに一大転機をもたらす「荊の檻(1)」を収録。

スケバン刑事 13巻
炎の爪あと
(HC-227)

＜詳細情報＞

初版	1980年10月25日
第21刷	1987年4月15日

収録作品メモ:

荊の檻(2)	花とゆめ 1980年 5月5日号(9号)、5月20日号(10号)、6月5日号(11号)
炎の爪あと(1)	花とゆめ 1980年 8月5日号(15号)、8月20日号(16号)、9月5日号(17号)、9月20日号(18号)

作品かいせつ:

深い心理の淵におちこみ、もがき苦しむサキ──暗く閉ざされた心に一条の光さえ見つけだせない──”スケバン刑事”として活躍した、あの輝きの日々にもどることはできないのか? 走れサキ! 心の迷路を駆けぬけろ! 暗黒の世界をけとばせ!! 「スケバン刑事」第13巻!!

スケバン刑事 14巻
梁山泊編(1)
(HC-241)

＜詳細情報＞

初版	1981年1月25日
第20刷	1987年4月15日

収録作品メモ:

炎の爪あと(2)	花とゆめ 1980年 9月20日号(18号)、10月5日号(19号)、10月20日号(20号)
間奏曲	花とゆめ 1980年 11月5日号(21号)
梁山泊編(1)	花とゆめ 1980年 11月20日号(22号)、12月5日(23号)

作品かいせつ:

サキのよきアドバイザーとして、サキをささえてきた神恭一郎が逝ってしまった!? 茫然自失のサキはあてもなく漂うばかり──サキはどこへ、そしてスケバン刑事への復帰は……? スーパー・アクション・ロマン「スケバン刑事」第14巻は、「炎の爪あと(2)」「梁山泊編(1)」を収録。

スケバン刑事 15巻
梁山泊編(2)
(HC-256)

＜詳細情報＞

初版	1981年4月25日

収録作品メモ:

梁山泊編(2)

花とゆめ 1980年 12月20日号(24号)、1981年 1月5日号(1号)、1月20日号(2号)、1月30日号(3号)、2月20日号(5号)、3月5日号(6号)

作品かいせつ:

第7高等少年院──別名”梁山泊”──に潜入したサキは、院内にひそむ恐るべき陰謀と甘い罠に敢然と挑む!生きるか死ぬか、地獄へ向けて走りだしたサキを待ちうけるのは袋小路!? スーパー・アクション・ロマン「スケバン刑事」第15巻は、「梁山泊編(2)」!!

スケバン刑事 16巻
神恭一郎の帰還
(HC-274)

＜詳細情報＞

初版	1981年8月25日
第15刷	1985年11月15日

収録作品メモ:

梁山泊編(3)	花とゆめ 1981年 3月20日号(7号)
神恭一郎の帰還序章	花とゆめ 1981年 4月5日号(8号)
神恭一郎の帰還(1)	花とゆめ 1981年 4月20日号(9号)、5月5日号(10号)、5月20日号(11号)、6月5日号(12号)

作品かいせつ:

「神恭一郎が生きている」……!? サキのもとに舞い込んだ一通の手紙が、サキをアメリカへと駆り立てる。しかし、サキのまわりには黒い影がつきまとい、殺しの魔の手がしのびよる! 神はほんとうに生きているのか…? スーパー・アクション・ロマン「スケバン刑事」第16巻。

スケバン刑事 17巻
新たなる戦い
(HC-287)

＜詳細情報＞

初版	1981年11月25日
第16刷	1987年4月15日

収録作品メモ:

神恭一郎の帰還(2)	花とゆめ 1981年 6月20日号(13号)、7月5日号(14号)
新たなる戦い(1)	花とゆめ 1981年 8月5日号(16号)、8月20日号(17号)、9月5日号(18号)、9月20日号(19号)、10月5日号(20号)

作品かいせつ:

全国の学校に不穏な動きがある…!? 学生達の裏でうごめく黒い影──敵は誰だ!……そして味方はいるのか? 真相を求めて学生刑事・サキが走る! スーパー・アクション・ロマン「スケバン刑事」第17巻は、「神恭一郎の帰還(2)」と「新たなる戦い(1)」を収録。

スケバン刑事 18巻
青き狼の群
(HC-302)

＜詳細情報＞

初版	1982年2月25日
第12刷	1985年9月15日

収録作品メモ:

新たなる戦い(2)	花とゆめ 1981年 10月5日号(20号)
セーラ=クルー号襲撃	花とゆめ 1981年 10月20日号(21号)、11月5日号(22号)
青き狼の群(1)	花とゆめ 1981年 11月20日号(23号)、12月5日号(24号)、1982年 1月1日号(1号)

作品かいせつ:

全国の学校に静かに浸透する不穏な動きを知ったサキは、その実態をつきとめようと奔走する。一方、神恭一郎は、宿敵”猫”との対決にむけて厳しい訓練をはじめた。サキ、神が新たなる戦いに立ちむかうスーパー・アクション・ロマン「スケバン刑事」第18巻は「青き狼の群」!

スケバン刑事 19巻
青き狼の群(2)
(HC-321)

＜詳細情報＞

初版	1982年6月25日

収録作品メモ:

青き狼の群(2)

花とゆめ 1982年 1月10日号(2号)、1月20日号(3号)、2月20日号(5号)、3月5日号(6号)、3月20日号(7号)、4月5日号(8号)

作品かいせつ:

“青狼会”の触手は全国に延び、各校は彼らの支配下におかれつつあった。一方、会長・埴輪一彦は、伊賀の赤目校にターゲットをしぼった。それを阻止しようと立ち向かったサキの前には彼女のニセモノが現われ、苦しい戦いは続く──。立ち止まるなサキ!! 悪をけちらせ!!

スケバン刑事 20巻
謎のグランド=スラム作戦
(HC-334)

＜詳細情報＞

初版	1982年9月25日
第2刷	1982年11月15日

収録作品メモ:

青き狼の群(3)	花とゆめ 1982年 4月20日号(9号)
謎のグランド=スラム作戦	花とゆめ 1982年 5月5日号(10号)、5月20日号(11号)、6月5日号(12号)、6月20日号(13号)、7月5日号(14号)

作品かいせつ:

全国の学生支配をもくろむ青狼会の野望をしりぞけたサキの前に、新たなる敵・鳴海碧子が立ちはだかった。巨大組織”猫”の首領・碧子は何をたくらむのか? またその背後には何があるのか? サキの力が試される!
「スケバン刑事」、ついに第20巻に突入!!

スケバン刑事 21巻
黄金竜の眠る日
(HC-348)

＜詳細情報＞

初版	1982年12月22日
第2刷	1983年2月15日

収録作品メモ:

黙示録	花とゆめ 1982年 7月20日号(15号)、8月5日号(16号)
闇の虎	花とゆめ 1982年 8月20日号(17号)、9月5日号(18号)
黄金竜の眠る日(1)	花とゆめ 1982年 9月20日号(19号)、10月5日号(20号)

作品かいせつ:

打倒”青狼会”をかかげてサキのもとに全国の学生たちが集まるが、碧子の反撃でサキは孤立してしまう。隙をつくように碧子は、グランド=スラム作戦を実行にうつした。その裏には信楽老の不気味な影がつきまとう。クライマックスに向けて突っ走る「スケバン刑事」第21巻!!

スケバン刑事 22巻
紅の血紅の花
(HC-370)

＜詳細情報＞

初版	1983年4月25日

収録作品メモ:

黄金竜の眠る日(2)	花とゆめ 1982年 10月5日号(20号)、10月20日(21号)、11月5日号(22号)
紅の血紅の花	花とゆめ 1982年 11月20日号(23号) (改稿)
卒業	花とゆめ 1982年 12月5日号(24号)

作品かいせつ:

信楽老を追いつめ最後の戦いを挑むサキ! 炎の海と化した敵地のただ中、サキは走る! 唸りをあげて飛び交うヨーヨーはサキの怒り! クライマックスに向かって敵・味方が壮絶に倒れる中、サキもまた燃えつきる…!?
スーパー・アクション巨編「スケバン刑事」堂々完結巻!!

(掲載誌情報元:主要作品リスト(6巻収録)、くだん書房：目録：マンガ：雑誌：インデックス、メディア芸術データベース)

和田慎二先生の代表作です。
ドラマ版が有名ですが、この原作も負けてはいません。もとい圧勝です。
本当に少女漫画かいなと思える熱いストーリー展開(とショッキングなシーンの数々)は必見です。
1巻～8巻が第1部にあたり、8巻の展開はまさに最終回に相応しく、先生のあとがきまで収録されています。
が、次の連載であったピグマリオ第1部の人気が芳しくなかったようで、編集部と交わした「ピグマリオがダメならスケバン刑事第2部」の約束通り、第2部がスタート、これが9巻～22巻(最終巻)です。

私的トラウマはミミズ風呂(15巻)よりもツグミが…のシーン(20巻)。
第1部終盤の三平&美幸(7巻、8巻)もなかなか…。

この作品をより楽しむため、6巻で触れられた沼先生と真里亜についての物語「大逃亡」(マーガレットコミックス、Stコミックス)、
海堂美尾と西園寺京吾の物語「バラの追跡」(MC版「炎の剣」収録、StC版「呪われた孤島」収録)もおすすめです。