カナヅチの季節
山本優子傑作集
(RMC-42)
初版 | 1973年1月10日 |
第8版 | 1976年7月10日 |
収録作品初出:
カナヅチの季節 | りぼん | 昭和47年 7月号 |
彼女は吸血鬼 | りぼん | 昭和46年 1月号 |
ロマンス♥ダイヤル | りぼん | 昭和45年 12月号 |
リザの瞳 | りぼん | 昭和43年 春休み大増刊 |
作品かいせつ:
『カナヅチの季節』昭和47年りぼん7月号。発売と同時に「笑い死にする~」という手紙が編集部に殺到。最高の人気をはくした傑作。『彼女は吸血鬼』46年りぼん1月号。新鮮な発想が好評だった。『ロマンス♥ダイヤル』は45年りぼん12月号に『リザの瞳』は43年りぼん春休み大増刊に発表。
カナヅチの季節
おっちょこちょいな中学二年生・みずえは親友・香とボーイハント旅費を稼ぎに海へ。
そこでハンサムな雅美と三郎に出会い…と骨子はふつうの少女漫画でありながら、先生らしいお下品なギャグが炸裂。おなじみ特別図解や全裸疾走もあります。
彼女は吸血鬼
転校生・エミリア・パーキンスは一見(ありがちな)ふつうの美少女だが、実は吸血鬼。
父の病気を治すため若い血を探すエミリアは、ハンサムなエンジェル君と出会い、彼のいる演劇部に入部します。
そこで本物ゆえの気迫に満ちた演技が認められ、吸血鬼役に抜擢され…
恋のライバル?・マージョリィに正体を知られ、絶体絶命のエミリア!
エンジェルとの恋の行方は…!?(下手な煽り)
ロマンス♥ダイヤル
主人公・ペーシェンス・レーンは父の銀行に勤めるエディ・バーンズに片思い中。
しかし、仕事一筋の彼は冷たく、なかなか振り向いてくれません。
ここまでされては憎さ百倍と彼女が取った行動は…
リザの瞳
先生の初期作品のひとつで、ギャグ要素なしのシリアスな作品です。
テオドールは川に身を投げようとしましたが、すんでのところでリザに救われます。
彼女の母は10年前に、失意の父も後を追うように2年前に亡くなり、今は病弱な妹と共に、家庭教師や衣服の仕立てで生活していると言います。
一方、テオドールは赤ん坊の頃に母を亡くしましたが、今は継母がいます。
テオドールはリザの美しい顔立ちに、ある人の面影があることに気付き…
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