25 8月

山岸凉子『日出処の天子』(ララ、1980年~1984年、花とゆめコミックス版全11巻)

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『日出処の天子』(ひいづるところのてんし)は、山岸凉子による日本の漫画作品。1980年から1984年に、『LaLa』(白泉社)に連載された。1983年度、第7回講談社漫画賞少女部門を受賞。

(日出処の天子 – Wikipediaより)
  


1巻
(HC-218)
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初版 1980年8月25日
第18刷 1984年5月20日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和55年 ララ 4月号~7月号
イラスト 昭和55年 朝日新聞 5月27日、6月11日、6月17日

作品かいせつ:

古代日本、天才と謳われる厩戸王子(のちの聖徳太子)は、幼くしてその才気をあらわし、また不思議な能力がそなわっていた? 古代を舞台にくりひろげられる歴史の流れをおいながら、まったく新しい厩戸王子像を描く、山岸凉子の大型歴史激作「日出処の天子」第1巻!!

  

2巻
(HC-237)
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初版 1980年12月25日
第15刷 1984年3月20日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和55年 ララ 8月号~12月号

作品かいせつ:

古代日本、崇仏派と神道派の確執をのみこんだ権力争いのさなか、厩戸王子(のちの聖徳太子)は一人艶然とほほえむ。天才と謳われ秘められた不思議な能力をもった厩戸王子のめざすものはなに……? 山岸凉子が意欲的に描く大型歴史激作「日出処の天子」第2巻!!

  

3巻
(HC-257)
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初版 1981年4月25日
第11刷 1983年3月15日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和56年 ララ 1月号~5月号

作品かいせつ:

古代日本、蘇我と物部の権力争いの中へ――歴史の渦の中へ自ら入りこんだ厩戸王子(のちの聖徳太子)は、秘められた不思議な能力と類まれなる才気をもち、何をもくろむ? スーパー・ヒーロー聖徳太子がお凉さまの華麗な描線に舞う、大型歴史激作「日出処の天子」第3巻!!

  

4巻
(HC-289)
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初版 1981年11月25日
第9刷 1984年1月21日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和56年 ララ 6月号~10月号

作品かいせつ:

崇仏派・蘇我氏と神道派・物部氏の権力抗争は、蘇我氏の勝利に終わった。不思議な能力を駆使して、朝廷を自在に操る厩戸王子(のちの聖徳太子)。謎の微笑の内側で何をもくろむのか!? 新しい聖徳太子像を描く、山岸凉子の歴史大作「日出処の天子」第4巻!!

  

5巻
(HC-312)
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初版 1982年4月25日
第9刷 1984年1月21日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和56年、昭和57年 ララ 11月号~3月号

作品かいせつ:

大王に即位した泊瀬部は、しだいに増長し始めた。寺院建立の主導権をめぐって、厩戸王子や蘇我馬子との亀裂は深まるばかりだった。一方、厩戸の唯一の理解者である蘇我毛人は、妹と自分の結婚問題に心を奪われている。山岸凉子の大型歴史ロマン「日出処の天子」第5巻!!

  

6巻
(HC-335)
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初版 1982年9月25日
第2刷 1982年11月15日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和57年 ララ 4月号~8月号

作品かいせつ:

権力を欲しいままにし、妃探しに血眼になっている泊瀬部大王の耳に、高貴な女人の噂が届く……。触手をのばしはじめる大王。しかし、その噂の裏には、厩戸王子の画策の影が……!?天才・厩戸王子(のちの聖徳太子)を新しい視点から描いた「日出処の天子」第6巻!!

  

7巻
(HC-363)
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初版 1983年3月25日
第6刷 1984年6月20日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和57年、昭和58年 ララ 9月号~1月号

作品かいせつ:

雨乞いの儀式を利用して、泊瀬部大王は蘇我毛人の想い人・石上斎宮を手中におさめる。毛人の苦悩を察しながらも厩戸王子は、冷淡な程度をくずさない。運命の波に弄ばれる石上斎宮のまわりで、今様々な思惑が渦まき、新しい歴史がつくられようとしている!?待望の第7巻!!

  

8巻
(HC-394)
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初版 1983年8月24日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和58年 ララ 2月号~6月号

作品かいせつ:

石上斎宮(布都姫)に恋焦がれる蘇我毛人。布都姫が大王に嫁ぐ前に、毛人の想いを遂げさせたいと一計を案じた布都姫の乳母。計画は成功したかに見えたが……!? 新しい視点から聖徳太子と古代史を綴る、山岸凉子の歴史巨編「日出処の天子」第8巻!!

  

9巻
(Hc-430)
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初版 1984年2月23日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和58年 ララ 7月号~11月号

作品かいせつ:

蘇我毛人は、妹の刀自古が、自分の子を宿したまま厩戸王子に嫁ぐことを知って愕然とする。阻止できぬまま、悶々と日々を送る毛人。そんな個人の苦悩などとは無関係に、政局は大陸との外交問題で波乱気味…。新しい視点から聖徳太子を描いた山岸凉子の歴史巨編第9巻!

  

10巻
(HC-458)
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初版 1984年7月24日

収録作品初出」

日出処の天子 昭和58年、昭和59年 ララ 12月号~2月号、4月号
副馬 昭和58年 グレープフルーツ 第10号
凉子のティー・タイム 昭和53年 プチコミック JULY号

作品かいせつ:

布都姫毒殺未遂事件をきっかけに、泊瀬部大王と蘇我一族との対立は激化した。蘇我はこれを利用して、大王暗殺を企てる。一方、毛人の布都姫への想いはますます燃えさかって……。クライマックスを迎えた「日出処の天子」第10巻には、「副馬」も収録しました!!

  

11巻(最終巻)
(HC496)
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初版 1984年12月25日

収録作品初出:

日出処の天子 昭和59年 ララ 5月号~6月号
日出処の天子・楽屋裏 昭和59年 ララ 3月号
あらら・内輪話 昭和57年 別冊ララ 夏の号

作品かいせつ:

厩戸王子を、いつしか愛し始めていた刀自古。毛人を思う厩戸。一方、毛人は布都姫への愛を選び、その布都姫は自らの命をかけて毛人との子を残す。それぞれの思いが交錯する中、無情にも歴史は動いていく。山岸凉子の歴史巨編「日出処の天子」、第11巻をもって遂に完結!!

  


山岸凉子先生の長編代表作。
いわゆる「ひづてん」
いわゆる「ところてん」
#花とゆめコミックス版最終巻の薄さはもはや伝説。
若き厩戸皇子(聖徳太子)を中心に、蘇我ファミリーや天皇家のgdgdを、近親相姦やらBLやらその他諸々を詰め込んで描かれた名作ですね。
これをきっかけに日本史に興味を持った方も多いはず。

日出処の天子 – アンサイクロペディアより

最終回では「随へ出す手紙の書き出しはこうだ」「日出処の天子~」と幼妻、膳美郎女に読み聞かせるシーンで終わっている。これは厩戸王子が摂政になった593年である。しかし随へ国書を送ったのは607年でありその間ひたすら、膳美郎女に国書の草案を破られ続けていたことになる。

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