初版 | 1969年11月20日 |
とつぜんおとずれたママの死……。その死によってイサドラははじめて、妹マリサの出生の秘密を知った。姉妹として育ってきたマリサがストラス・フォード伯爵の令嬢だとは! しかし、イサドラはマリサの身代りになりすまして、フォード城へ迎えられた。そして、おそろしいたくらみをたてて……!?
(2巻より)
初版 | 1969年11月20日 |
帯:
死んだはずのマリサの母が生きていた!!しかも伯爵夫人として!?いよいよクライマックス
母の死によって、妹マリサの出生の秘密を知ったイサドラ……
マリサになりすまして伯爵令嬢になったが、気が気ではなかった。正体がわかれば、やっとつかんだしあわせが、すべてこわれてしまうのだ。イサドラの心配は的中した。伯爵がイサドラにうたがいの目をむけはじめたのだ。さらに意外なことが……
(1巻より)
初版 | 1970年4月20日 |
帯:
自分の正体を知られたイサドラがマリサを石ろうにとじこめた!!心美しいマリサに涙さそわれる感動編
妹マリサの身代りになって、伯爵家の令嬢になりすましたイサドラは、あらゆる手段をつくし令嬢としておさまった。ある日、マリサの父と名のる男があらわれた。ケントと名のるその男は、実はイサドラの父で殺人犯!! そんなとき、ケントがイサドラの裏切りから重傷をおった。そしてケントの口から、自分が伯爵家の令嬢だとマリサは知る。しょうこの写真を持ったマリサがイサドラに会いに行くが!?
(4巻より)
初版 | 1970年4月20日 |
伯爵令嬢になりすましたイサドラは、ピンチに追いこまれた。自分の正体がばれそうになったので、伯爵を殺してしまう。そしてフランソワまで殺そうとする。しかし、そのショックで、フランソワは記憶をとりもどしてしまう。そうとも知らず皇太子との結婚を目前にして、イサドラは得意だった。が、フランソワが家に帰ったのを知ったイサドラは、殺そうと再びおそいかかる!!
(3巻より)
初版 | 1970年9月20日 |
初版 | 1971年1月20日 |
初版 | 1971年3月20日 |
第5版 | 1976年2月29日 |
作品かいせつ:
「ガラスの城(全8巻)」は、昭和44年3号から45年49号まで、96回にわたり週刊マーガレットにれんさいされ、一大センセーションをまきおこした傑作です。純真な心のマリサと邪悪なイサドラの愛とにくしみの物語です。
初版 | 1971年3月20日 |
ガラスの城 | 週刊マーガレット | |
慕情 | 週刊セブンティーン | 1968年7月30日号(8号) |
(掲載誌情報元:くだん書房:目録:マンガ:雑誌:集英社)
わたなべまさこ先生の代表作。
共に美しいけれども性格は正反対の姉妹・イサドラとマリサ、そしてその子どものミューズとマリア、親子二代にわたる愛憎劇です。
マリサが行方知れずのストラス・フォード伯爵の娘だと知ったイサドラは、その真実を隠し、伯爵令嬢になりすまし、幸せを掴み取りました。
しかし、自分の正体が知られるのではないかと気が気ではなく、不安の増大に比例して、召使いとなったマリサへのいじめも増してゆきます。
次はどのような酷い仕打ちを受けるのかとハラハラドキドキ、あゝ本当の伯爵令嬢はマリサなのに…と悶えながら、物語に引き込まれて行きます。
お人好し過ぎるマリサ、有能で忠実な執事クロッキー、そして少女漫画界屈指の悪女イサドラ。
特にイラドラの徹底した悪女らしさは魅力的で、ガラスの城の中核とも言えます。
#最期はらい病(ハンセン病)になり…
5巻初版ビニカバ欠、7巻第5版紙カバー、そのほか初版ビニカバ付、2巻・3巻は帯付です。
掲載は週刊マーガレット昭和44年3号~45年49号ですが、単行本それぞれの巻にどの号の掲載分が収録されているかは分かりませんでした。
#いつもならば詳しく教えてくれる「作品かいせつ」くんが全巻共通っぽい文章…
『慕情』は、くだん書房さまのページによると、週刊セブンティーン 1968年7月30日号掲載とのこと。
創刊号が1968年6月11日なので、「8号」と判断しました。
#その後、週刊セブンティーン(集英社 ∥ シュウエイシャ)にて表記確認。
わたなべまさこ – Wikipediaには
慕情 週刊セブンティーン1968年5号近辺【名作集】『慕情』1997年
とあります。惜しい。
#「名作集」版にも掲載誌の表記がなかった、ということですね…
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小学生の頃に読みました。いろいろな場面を鮮やかに覚えています。
コメントありがとうございます。
古くなってしまった表現も多いものの、作品全体としては現代にも通用するものでありますね。
ひとつひとつがダイナミックですので、どれも印象に残ります。