美内すずえセレクション 白の書 13月の悲劇
初版 | 2018年1月26日 |
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収録作品初出:
原画ギャラリー | ||
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13月の悲劇 | 別冊マーガレット | 1971年 9月号~10月号 |
白い影法師 | 月刊mimi | 1975年 10月号 |
孔雀色のカナリア | 月刊セブンティーン | 1973年 12月号~1974年 12月号 |
美内すずえセルフ作品解説 | 描き下ろし |
寄宿学校の聖バラ十字学校に転入したマリー。
そこは、外出はおろか手紙を書くことさえ許されない
厳しい校則に縛られた悪魔崇拝の学校だった。
日曜日もクリスマスも存在しない。
あるのはシスターたちによる水曜日の礼拝と、
洗脳された生徒たちだけ。
高い鉄柵に囲われて、外の世界を眺めることしか
できないマリは……。
表題作「13月の悲劇」ほか
「白い影法師」「孔雀色のカナリア」の3作を収録。
『美内すずえセレクション 黒の書 妖鬼妃伝』に続き、美内すずえ先生のオカルト・ホラー系作品が収録されています。
なかでも『白い影法師』は美内すずえ作品で”最も怖い”とされるほど。
『13月の悲劇』も帯の”仮面の生徒たち”にはじまり目を背けたくなるようなコマだらけです。後半はストーリー重視になるのがまだ救いです。
『孔雀色のカナリア』はホラーではなくサスペンス作品。最後に一瞬だけ掴み取った幸せの描写は流石です。
今回の3作品の元版の単行本はすべて異なるレーベルから刊行されています。
#『13月の悲劇』マーガレットコミックス
#『白い影法師』講談社コミックスミミ
#『孔雀色のカナリア』セブンティーンコミックス
巻末にはおまけが収録されています。
これほど要らないおまけはありません^q^;
「黒の書」「白の書」に続き、次は何の書が刊行されるか楽しみです。
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